プルーンとプラムは、見た目の色や名前が似ているため、違いが分かりづらいですよね。実はとてもシンプルで、生で食べるものを「プラム」、乾燥させたものを「プルーン」と一般的に呼びます。
この記事では、プルーンとプラムの違いをはじめ、スモモとの関係や歴史、栄養などについて解説していきます。毎日の食事に取り入れやすいプルーンのおいしい食べ方もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
簡単にいうと、ポイントは「乾燥しているかどうか」です。
つまり、もともとどちらも同じ「スモモ(すもも)」の仲間の果実ですが、
生で食べるもの→プラム
乾燥させたもの→プルーン
と一般的に呼ばれます。
ただ、スモモには多くの品種があり、どれでも乾燥させればプルーンになるわけではありません。スモモは300種以上あるといわれていますが、乾燥に適した品種は限られています。プルーンに加工されるのは、一般的に西洋すももと呼ばれる系統で、糖度が高く、種がついたまま乾燥させても発酵しにくいといった特徴があります。
乾燥すると味わいも変化します。プラムはみずみずしく、爽やかな甘みと酸味のバランスを楽しめる一方で、プルーンは水分が抜けて甘みがぎゅっと凝縮されたコクのある味わいになります。乾燥させることでかさが減るほか、傷みにくく、保存性が高まります。そのため、日々の間食や朝食に取り入れやすいのが、プルーンの良さです。
「じゃあ「プラム」と「スモモ」は違うの?」と思う方も多いかもしれません。実は、この2つの呼び名には歴史が関係しています。もともと日本にあったスモモがアメリカに渡り、そこで品種改良されたものが「プラム」という英語名で日本に戻ってきたことで、「プラム」という呼び方が広まったとされています。
そのため、「スモモ」は広い意味で使われる一方、「プラム」は主に海外由来の品種を指して使われることが多いものの、日常では厳密に使い分けられているわけではありません。
なお、西洋すももは主にプルーンに加工される品種であることから、生の状態でも「プルーン」と呼ばれることがあります。これは、「プルーン」という言葉がもともとフランス語でスモモ全般を指す言葉に由来しているためです。ただし、現在の日本では乾燥させたものを指す場合が多く、呼び方にはやや幅があります。
プラムは、夏に旬を迎える果物で、甘酸っぱさとみずみずしさが特徴です。皮もやわらかく、気にならなければそのまま食べられます。食べきれなかった場合は、ジャムや果実酒にして楽しむこともできます。
JAグループの情報によると、食べごろのプラムは、香りがよく、手に持ったときにほどよい弾力があるものが目安です。かたいものは追熟させると甘みが増えますが、熟しすぎると傷みやすくなるため、食べるタイミングに合わせて選ぶとよいでしょう。
プラムは世界各地で栽培されている果物で、日本だけでなくヨーロッパやアメリカなどでも広く親しまれています。
一方、プルーンについては、カリフォルニア プルーン協会によれば、プルーンに使われる西洋すももは西アジアのコーカサス地方などが原産とされ、そこからヨーロッパへ広がり、のちにアメリカ・カリフォルニアへ伝わりました。現在では、カリフォルニアが主要な産地として知られています。
このように、同じスモモの仲間でも、地域や用途の違いによって、さまざまな形で世界に広がってきました。
プラムの旬は、6月から8月頃です。
農林水産省の調査(令和7年)によると、日本国内でのプラム(すもも)の収穫量は約10,600tで、山梨県が一番多く、次いで福島県、長野県が主な産地となっています。
海外では、西洋すももの産地としてカリフォルニアが有名です。アメリカ国内のプルーンの多くがカリフォルニア産で、世界的にも主要な産地となっています。
プラムとプルーンの栄養の違いで、ポイントになるのはプルーンが乾燥されていることです。乾燥することで水分が減り、同じ量(100g)で比べると、プルーンは栄養がギュッと詰まっています。
たとえば、プルーン100gにはカリウムがバナナの約2倍、食物繊維は皮つきりんごの約3.7倍も含まれているので、手軽に栄養を取り入れやすいのが特徴です。ただし、乾燥している分、少量でもエネルギーや糖質量が増えやすいため、食べ過ぎには注意が必要です。間食として取り入れるなら、まずは1日4~5粒(約40g)を目安にするとよいでしょう。
ライフスタイルに合わせて、「プラムはデザート感覚」「プルーンは朝食のちょい足しや間食」として取り入れるなど、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
プルーンは、そのままでも手軽に食べられるのが魅力です。無理なく続けやすい形で取り入れると、日々の食事に取り入れやすくなります。 目安としては、1日4〜5粒(約40g)ほど。まとめて食べるよりも、朝とおやつなどに分けて取り入れるのがおすすめです。
また、プルーンにはソルビトールという糖アルコールが含まれており、一度にたくさん食べるとお腹がゆるくなることがあります。まずは数粒から、体調に合わせて取り入れてみましょう。
ここからは、手軽に続けられるプルーンの食べ方を紹介します。
朝食にプルーンをプラスするなら、ヨーグルト・オートミール・トーストなどにちょい足しするのがおすすめです。
やわらかいソフトタイプのプルーンなら、刻まずにそのまま食べやすいのもポイントです。たとえば、デルタの「くだもの屋さんの種抜きソフトプルーン」は、カリフォルニア産のプルーンを日本で加工し、ふっくらやわらかな果肉の食感に仕上げています。砂糖や保存料は使っていません。こうした食べやすいプルーンを選ぶと、朝食の時間がもっと楽しくなります。
プルーンをもっと楽しみたい方は、「漬ける」「煮る」といったアレンジもおすすめです。
紅茶漬けは、保存瓶にドライプルーンと少しの砂糖を入れ、濃いめの紅茶を注いで冷蔵庫で寝かせます。数日すると紅茶がじわじわとしみ込んで、プルーンがふっくらやわらかくなり、シロップも使えます。
赤ワイン煮も人気です。赤ワインと水を1:1で混ぜて、お好み量で砂糖やレモン皮、香りづけにシナモンやクローブなどのスパイスを加えて煮ます。アルコールを飛ばしたらプルーンを入れて短時間煮るだけ。ひと晩置けば、デザート感覚で楽しめます。
プルーンとプラムの違いはとてもシンプルで、生の状態のものを「プラム」、乾燥させたものを「プルーン」と呼ぶのが一般的です。どちらも同じスモモの仲間の果実ですが、状態や用途によって呼び方が変わります。
また、「プラム」と「スモモ」という呼び方が混在しているのは、もともと日本のスモモが海外で品種改良され、英語の「プラム」という名前で再び日本に入ってきたことが背景にあります。こうした状態や歴史の関係から、さまざまな呼び方が生まれました。
栄養面では、プルーンは乾燥することで栄養が凝縮されているのが特徴です。目安量を意識しながら朝食に少し加えたり、紅茶漬けや赤ワイン煮にしてデザートに取り入れると、無理なく続けやすくなります。
日常に取り入れやすいプルーンの商品として、デルタの「くだもの屋さんの種抜きソフトプルーン」もおすすめです。カリフォルニア産のプルーンを果肉感を残したまま、やわらかくふっくらと仕上げています。
まずは、毎日の朝食にそのままちょい足しして、自分の生活スタイルに合った取り入れ方を見つけてみてくださいね。
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