アメリカから日本へ。
苗木が届くまでのストーリー
苗木が玉川大学へ根を下ろすまでには、
長い時間と多くの手間が必要でした。
玉川大学 × キャンポスブラザーズ × デルタインターナショナル
産学連携プロジェクト
アメリカで育ったアーモンドの苗木。
その苗木が海を越え、日本の大学に根を下ろしました。
学生の手で育ち、学びとなり、未来へつながっていく。
大地の恵みを次の世代へつなぐ、この取り組みが新たな価値の
循環を生み出しています。


本プロジェクトは、大学・生産者・企業の三者が
力を合わせ、
アーモンド栽培を通して“学び”と
“社会への価値”を生み出す産学
連携の取り組みです。
玉川大学の実践的な「教育環境」、キャンポス社が
持つ
「栽培技術」、そしてデルタインターナショナルの「つなぐ力」
が合わさることで、学生が“本物に触れて学ぶ”場が生まれ、
価値がめぐる新しい取り組みとして、歩み始めています。
苗木が玉川大学へ根を下ろすまでには、
長い時間と多くの手間が必要でした。
2021年
はじまり
このプロジェクトは、社長・鳥海の母校である玉川大学の理事長(恩師)
からの相談をきっかけに始まりました。
「学生の手で育て、学び、
将来は商品化にもつながるようなテーマはないだろうか。」
その問いかけに対し、
長年アーモンドに携わってきた当社は、“アーモンドの苗木を育てる”
という提案を行い、産学連携の取り組みが動き出しました。
2022年
100本からの計画
計画当初、アメリカから輸入する予定だった苗木は100本。
キャンポス社の協力のもと、苗木の提供と管理の指導体制も整い、
プロジェクトは動き出しました。
しかし、ここから想定外の課題に直面します。
2024年
海を越えて
海外から植物を日本へ持ち込むには、
植物防疫法に基づく厳しい検疫をクリアする必要があります。
2024年、アメリカから輸送したアーモンドの苗木は、
検疫所の受け入れ枠の都合により、「神戸」と「つくば」
2か所の検疫農場に分けて預けることになりました。
検疫農場では、病害虫の有無や日本の環境への適応を
確認するため、苗木を約1年間育てながら慎重に見守りました。
その間、残念ながら枯れてしまった苗木もありました。
木の休眠期である冬を越え、
ようやく受け入れが許可されたのは、
当初の計画から大きく減った約20本。
2025年
大学へ
長い検疫期間を経て、
2025年2月、苗木はついに玉川大学に定植されました。
後に、この正式ルートでのアーモンド苗木の
輸入・定植が
日本で初めての事例であることも分かり、
学術的にも貴重な取り組みとなっています。
2026年
現在
2025年7月には、キャンポス社の
スティーブン社長とクレッグ副社長が来日し、玉川大学を訪問しました。
訪問時では、苗木の生育状況を確認するとともに、
栽培方法や今後の可能性について、
学生たちと直接意見を交わしました。
苗木を「届けて終わり」にするのではなく、
育てる過程そのものを、今後も三者による連携を深めながら、
継続的に交流の機会を設けています。
キャンポス社の栽培管理の指導を受けながら、
学生たちは大学の農場で、日本でのアーモンド栽培に取り組んでいます。
アーモンドの結実には、開花期のミツバチによる受粉が欠かせません。
ミツバチ研究の歴史を持ち、自然環境に恵まれた玉川大学は、
栽培に適した条件がそろう場所でもあります。
農学部の学生が枝の選定や土の管理を担当し丁寧に育てた結果、
定植初年度から、アーモンドの実の収穫が叶いました。
本格的な収穫に向け、挑戦は続いています。
アーモンドを定植1年目で花が咲き、果実も結実したので大変驚きました。今後は日本の気候を考慮した栽培方法を模索していきたいと考えています。
そして、多くのアーモンドを収穫し、加工品などが出来るよう日々管理していきたいと思います。
アーモンドの定植だけでなく、アーモンドの木を見ること自体初めての経験だったのですが、木や花の形態が桜の木に似ていて驚きました。
出来たアーモンドはアーモンドチョコやお菓子の飾り付けなどに使いたいと考えています。
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