Nuts Letter

料理家 栁川かおりとデルタ編集部がナッツ・ドライフルーツのある生活をご紹介します。

レーズンキーマカレー。
カテゴリ: 栁川かおり, カレー, マスカット, レーズン

フルーツはフレッシュなものもドライのものも、おかずに入れなかったけれど。だんだんとそのおいしさに気が付くようになった私。たとえばサラダに入れると、塩コショウとオイルだけのシンプルな味付けでも、フルーツの甘さがドレッシングになじんで、マイルドでおいしくなるところが好き。煮込み料理に入れると自然な甘さがついてお砂糖代わりになったり、フルーツの酸味でお肉が柔らかくなったりと、いいことも多いのです。

こんな風に変わったきっかけは、あるお店のキーマカレー。私にとっては結構辛めでスパイシーだったのだけど、そのカレーにはレーズンが入っていたんです。食べているとどんどん辛くなってくる口の中で、甘酸っぱいレーズンにあたると何ともおいしい!カレー自体にもレーズンの甘さがじんわりと出ているから、辛い中にも甘さを感じてどんどん食べられる。以来、キーマカレーにはレーズンを入れるように。

それが、今回のキーマカレー。レーズンはレーズンなのだけど、マスカットのレーズンを使ってみたんです。

当たり前だけど、レーズンはブドウを干して作るもの。ブドウ自体にいろんな種類があるのなら、レーズンにもいろんな種類のものがあってもおかしくないはずなのに、なぜ今まで気が付かなかったのだろう。ブドウの中ではどちらかというとマスカットが好き。ジュースやゼリーみたいなお菓子でも、マスカットを選びたくなる私は、ちょっとうれしくなる。

このマスカットのレーズンを、いつものようにキーマカレーに入れてみたら、なんとびっくり。

出来上がったカレーの中には、コロンとした形でまるでお豆みたいなレーズン。

煮込んでいる間にしっかりと水分を吸って、すっかり丸くなったみたい。自分で作っておきながら、あれ?お豆入れたっけ??なんて一瞬思ってしまったくらいです。

食べると甘酸っぱくてジューシーさも戻っていて。カレーの中のジャガイモみたいに、辛いカレーの中でちょっとほっこりする存在。辛いルウを食べた後には、ついレーズンを探したくなる、そんな気分。

こどもが小さいとあんまりスパイスを使うのはためらってしまうのだけど、フルーツの甘さがあると少し食べやすくなるのもうれしいしね。レーズンがあるからスパイスをもう少しアップしようかな~と、つい思ってしまう。

辛くて甘い、夏カレーになりました。

今回使った商品

くだもの屋さんのさわやかドライマスカット
くだもの屋さんのさわやかドライマスカット
Fruit Market Series
Dried Muscats
記事ライター
柳川かおり
栁川かおり
医師、料理家。
2児のママ。出産を機に2011年より料理ブログを開始。シンプルな料理をより美味しく!をモットーに、まいにち食べても飽きないような「おうちごはん」を目指す。
2012年日本テレビ系「ヒルナンデス!」内の史上最大の家庭料理コンテスト「レシピの女王シーズン2」にて優勝し、初のレシピ本を出版。

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