Column コラム

第6回 「幼少期の栄養摂取の重要性と小中学生の栄養摂取」スポーツ栄養を考える

幼少期の栄養については、近年、授乳期では人工栄養(粉ミルク)の割合が減少し、
母乳を与える母親が増加しています(厚生労働省調査)。
その後、離乳食を含めて3歳くらいまでの食事で特に気をつけることを
保護者に尋ねると「栄養バランス」と約80%が回答しました。

一方で、実際の食事を分析すると、野菜をまったく食べないという子どもさんが約5.1%存在し、
甘味飲料は3人に1人が、スポーツドリンクは10人に1人が毎日飲んでいると回答されました。

これらの食事では食物繊維が圧倒的に少なく、
糖質過多の傾向が見られます。これに対応できる食材がナッツです。

ナッツは食物繊維が多く含まれていますし、糖質の割合も10~30%程度と低く抑えられています。
更には、硬いナッツは咀嚼が必要であり、子どもさんの顎の発達を促してくれます。
顎の発達は栄養摂取を促して、歯並びを良くします。

もっと成長して小中学生になると圧倒的に身体の活動が増えて行きます。
特に、運動部の子どもたちは活動が盛んです。
身体活動レベル(1日のエネルギー消費量を1日あたりの基礎代謝量で割った値)は例えば、
普通の中学生では1.7ですが、運動部所属では1.9と12%も増加します。

この時期に必要なのは当然高いエネルギーですが、その他にも鉄などのミネラルも不可欠です。
鉄が多いことで有名な肉は100gあたり1~2gの鉄を含んでいますが、アーモンドでは100gあたり3gの鉄を含みます。
ナッツで栄養バランスを整えたいものです。

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