Column コラム

第28回「夏こそ、ピスタチオ」

西日本での大雨による被害を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
猛暑が続く夏には冷たいものや甘いものが欲しくなりますが、最高級なアイスクリームやケーキなどに使われるナッツがピスタチオです。
ナッツの女王と呼ばれるピスタチオは葉緑素であるクロロフィルが鮮やかな緑色を呈し、 スイーツに独特な色彩と食感、そして味を添えてくれます。

夏のこの暑さはいろいろな病気を引き起こすことが知られていますが、それらのひとつが糖尿病で、夏に発症したり悪化することが多いのです。
複数の研究結果がこの2型糖尿病患者さんの血糖値および炎症をピスタチオが抑えることを報告されています。
例えば、イランで行なわれた試験では48人の糖尿病患者をA群およびB群に等しく割り当て、A群患者はピスタチオ25gを1日2回、
12週間摂取し、B群患者ではナッツのない食事を摂取しました(Rev Diabet Stud. 2014;11(2):190-6)。
12週間終了後、両群患者は8週間試験を休止し、A群はB群へ、B群はA群へ移動し、次の12週間同様に試験を行ないました。

その結果、ピスタチオを摂った群では摂っていない群と比較して、糖尿病の指標であるHbA1cおよび空腹時血糖値の顕著な減少が見られました。
また、これら血糖だけでなく、血圧、肥満(BMI)、および炎症マーカー(CRP)も減少しました。

このピスタチオは収穫が9月くらいで、この7月には完熟の真っ最中です。
さあ、ピスタチオを食べて、この暑い夏を乗り切りましょう!

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